急なトラブルにもあわてない事が最も大切です

ダイビング前に用意するものをチェックしよう!

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トラブル対処法について

ダイビングをするときは常に安全を確保するとともに、非常事態が起こった時の対処法を、日頃から身につけておくことが大切です。
ダイビングでは、ちょっとしたトラブルが大きな事故になってしまったケースでは、パニックに陥って冷静に対処ができなかった場合がとても多く見られます。できる限り落ち着いて、日頃身につけた対処法を実践することが、何よりの対策です。
そして海の中で頼れるのは自分だけという心構えを持つことも大切でしょう。

窒素酔い

普通の状態では、窒素は血液中にはさほど溶解しないものです。ところが、気圧が高くなると、窒素が血液中に溶解し、アルコールを飲んで酔った時のような症状が起こります。ダイビングで20〜30mより深く潜水すると、この窒素の溶解が始まります。大量に溶解した窒素は麻酔作用を起こす性質があり、酒酔いのような症状が表れます。これが窒素酔いです。 
窒素酔いは体質や体調により差がありますが、自覚がないままに進んでいくので要注意。ダイビング中に窒素酔いを起こしたなと思ったら、すぐに浅い水深に移動して、それでもいつもと違うようならすぐに水から出ましょう。このようなときは医師の診断を受けることをすすめます。

減圧症

海の中では常に水圧を受けています。そのために、ダイビング中の呼吸で吸うタンクの中の空気は、陸上の空気より高圧のものなのです。
そして、水深が深くなるほど水圧も高くなるので、自然に空気の消費量が増え、たくさんタンク内の高圧の空気を吸います。それでもダイビングをして身体がトラブルを起こさずにすんでいるのは、水面に浮上する際に、ゆっくりと時間をかけ、途中で休憩などを加えながら、肺中の空気の圧力を調整するからです。しかし、何らかの原因で急激に浮上した場合など、圧力の調整が間に合わず、多すぎる窒素が気泡となって発生し、身体の組織に影響を与えたり、破壊したりします。とても疲れてしまったり、関節が痛んだり、皮膚がかゆくなったり、ひどい場合は肺が破裂するなど生命に危機を及ぼす場合もあります。
減圧症にかかった時は、すぐに専門の医療機関で再圧器に入り、再度、人工的に圧力を加えて時間をかけて窒素を排出します。 
減圧症は浮上時に起こるので、予防するためには潜水の時間と深さに応じて浮上することが大切です。ダイビングをする時は必ず、減圧表に基づいた潜水計画をきちんと立てて、しっかり守りましょう。

耳のスクイーズ

鼓膜の外部に、水によって急に強い圧力がかかることで起こる症状のことを言います。 
外側が水圧で押されたために、耳の鼓膜の内側が内部に引き込まれます。これは高い山に登ったときなどや、トンネル内でも起こる症状です。最初は違和感がある程度ですが、さらに深く潜ると痛みを感じるようになり、鼓膜が破れてしまうこともあります。 
これを防ぐのが、「耳抜き」というダイビングの初歩で習うものです。耳に違和感を感じたら、すぐに鼻をつまむなどして息が通らないようにして、鼻に向かって息を吹き込みます。小さな音が鳴って耳の違和感がなくなれば、耳抜きが正しく行われたということです。
違和感がなくなるまで行い、それからさらに深く潜りましょう。

マスクに異常発生

マスクがくもると周囲がよく見渡せなくなり、精神的にも冷静さを欠いてしまいます。
海に潜る前にくもり止めを付けておく習慣身につけましょう。それでもダイビング中にくもってしまったら、まずマスクの上の方から少しだけ海水を入れ、レンズの部分を水でゆすぐような気持ちで頭を動かします。これでもくもっているようだったら、海藻でレンズを拭いてみましょう。 
マスクのトラブルで最も多いのは、他のダイバーの足があたるなどしてマスクがずれ、水が入ってしまうこと。この場合は、マスククリアをします。マスククリアはスキューバダイビングの講習で必ず習いますが、まず落ち着いてゆっくりと息を鼻から吐き出しながら、マスクの中の水を出します。 
もしマスクがはずれてしまったら、鼻は使わず口で呼吸しながら、マスクがどこかに行ってしまわないようにストラップを手に引っかけ手から、マスクを元通りに顔に装着します。すぐにストラップを頭の後ろにかけ、マスクを手で軽く押さえて、息を鼻から吐き出しながら、水面方向を見上げます。

pickup

2017/1/27 更新